第5世代K-POPはなぜ初心者に難しいのか?

K-POP

はじめに

最近のK-POPを見ていて、こんなふうに感じたことはありませんか?

  • 「この振付、前より難しくない…?」
  • 「推しは最高なのに、カバーしてみると全然うまく見えない」
  • 「ちゃんと覚えて踊ってるのに、本家みたいにならない」

実はそれ、あなたのセンスや努力が足りないわけではありません。

今のK-POP、いわゆる「第5世代」と呼ばれる時代のダンスは、構造そのものが“初心者に厳しい作り”に変わっているからです。

この記事では、
なぜ今のK-POPがこんなにも踊りにくく感じるのか、
なぜカバーダンスで差がつきやすくなっているのかを、
10代・20代の方にもわかりやすい言葉で解説していきます。


そもそも「第5世代K-POP」とは?

K-POPは大きく世代ごとに進化してきました。

  • 第2世代:東方神起、少女時代、BIGBANG
  • 第3世代:BTS、TWICE、EXO
  • 第4世代:Stray Kids、ITZY、aespa
  • 第5世代:NewJeans以降のグループたち

第5世代の特徴は、
「パフォーマンスがアイドル向けではなく、ダンサー向けに作られている」
という点です。

昔のK-POPは、
「一般のファンも一緒に踊れる」
「イベントでみんなが真似できる」
という設計でした。

でも今は、
プロのダンサー基準で作られた振付がそのままアイドルに与えられています。

これが、初心者が「難しい」と感じる最大の理由です。


理由① 振付が「分かりにくい動き」でできている

第5世代の振付は、動きがとても細かく、しかも直感的ではありません。

例えば昔のK-POPは、

  • 手を上げる
  • 回る
  • ステップを踏む

というように、「見てすぐ分かる動き」が多かったです。

でも今は、

  • 体重のかけ方
  • 肩の微妙な角度
  • 背中の丸め方
  • 首のタイミング

こういう見えにくい部分で魅せる振付が増えています。

だから初心者は、
「動きは合ってるはずなのに、なんか変」
という状態になりやすいのです。


理由② 音を“取らない”ダンスが増えている

第5世代K-POPのダンスは、
音をそのまま取るのではなく、
**「音を外して動く」**スタイルが主流です。

たとえば、
ドン!という音が鳴ったあとに、少し遅れて動く。
音が鳴る前に、すでに動き始める。

こうしたズレを使って“かっこよさ”を出します。

でも初心者は、
「音=動くタイミング」だと思っているので、
このズレがとても難しく感じます。

結果、
・ちゃんと踊っているのに
・リズムが合っているのに
「なんか本家っぽくない」

となってしまうのです。


理由③ “揃える”より“個性”が重視されている

昔のK-POPは、
「全員がピッタリ揃っていること」が正解でした。

でも第5世代では、
揃いすぎるとダサく見えることさえあります。

  • 少し力の抜けた人
  • 少し遅れる人
  • 少しラフな人

こうした“ズレ”をわざと作ることで、
ステージにリアルさが生まれます。

でも初心者は、
「揃えなきゃ!」
「正確にやらなきゃ!」
と思ってしまうので、
逆に今のK-POPっぽさから遠ざかってしまうのです。


理由④ 体の使い方がプロレベルになっている

第5世代の振付は、
基礎トレーニングを積んだ体を前提に作られています。

例えば、

  • 片足に体重を乗せたまま上半身だけ動く
  • 骨盤を固定して胸だけ動かす
  • 首と肩を別々に動かす

こうした動きは、
ダンス経験がないとかなり難しいです。

でも今のK-POPでは、
それが「普通の動き」として使われています。


理由⑤ 表情とムードがダンスの一部になっている

第5世代K-POPは、
振付だけでなく、
表情・目線・雰囲気まで含めて1つのダンスです。

つまり、
ただ体を動かすだけでは足りません。

  • どんな気持ちで踊るのか
  • どんなキャラクターなのか
  • カメラにどう見せるのか

これらを同時に考えながら踊る必要があります。

初心者はどうしても
「振付を間違えないこと」に集中してしまうので、
表情やムードまで手が回らなくなります。


だから「好きなのに踊れない」と感じる

第5世代K-POPは、
見るのは楽しいけど、真似するのは難しい
という時代に入りました。

これはあなたのせいではなく、
K-POPの進化の結果です。


それでも、初心者が第5世代K-POPを楽しむ方法

大事なのは、
「完璧に踊ろう」としないことです。

  • 音を全部取らなくていい
  • 100%揃えなくていい
  • 本家と同じにしなくていい

今のK-POPは、
“雰囲気を出すこと”の方が大切です。

まずは、

  • どんなキャラなのか
  • どんな空気感なのか
    を感じながら踊ることから始めてみてください。

おわりに

第5世代K-POPが難しく感じるのは、
あなたがダメだからではありません。

K-POPが、
「誰でも踊れる音楽」から「魅せるパフォーマンス」へ進化した
だけなのです。

だからこそ、
少しずつ慣れていけば、
今のK-POPはもっと楽しくなります。

「難しい…」と思ったその気持ちも、
実はあなたがちゃんと“今のK-POP”を感じ取っている証拠です。

あなたの推しと同じ時代に、
この進化したK-POPを楽しめることを、
ぜひポジティブに受け取ってくださいね。


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