K-POPコンサートの“本当にすごい所”

K-POP

はじめに|K-POPコンサートを「ダンス講師目線」で見るということ

K-POPのコンサートに行ったことがある人なら、一度はこう思ったことがあるはずです。

「歌いながら、なんであんなに踊れるの?」
「人数多いのに、なんでこんなに揃ってるの?」
「生で見ると、迫力が全然違う…!」

私は普段、ダンス講師としてレッスンをしています。そんな立場でK-POPアーティストのコンサートを見ると、

・かっこいい
・楽しい
・推しが最高

…だけでは終わりません。

「これ、相当ヤバいことしてるな…」
「普通なら成立しないレベルだな…」

そんな“職業病”のような視点が自然と働きます。

この記事では、10代〜20代の方にもわかりやすく、ダンス講師だからこそ気づくK-POPコンサートの本当にすごい所を、できるだけ噛み砕いてお伝えします。


① 歌・ダンス・表情を同時に成立させている異常さ

まず一番に伝えたいのがこれです。

K-POPコンサートは「全部同時」が当たり前

・激しいダンス
・安定した生歌(もしくは生歌に近い状態)
・カメラを意識した表情管理
・会場全体へのアピール

これを2〜3時間続けています。

ダンスをやっている人なら分かると思いますが、
本来、全力で踊ると呼吸はかなり乱れます。

それなのに、

・音程が大きく崩れない
・息が上がっているのを感じさせない
・表情は常に“アイドル”

これはもう身体能力+トレーニング量の塊です。

特にサビでジャンプやターンが多い振付のあとに、
そのまま歌を続けている場面を見ると、

「今、肺どうなってる?」

と本気で思います。


② フォーメーション移動の精度が高すぎる

K-POPの大きな特徴の一つが、
人数を活かしたフォーメーションダンスです。

横一列、V字、斜め、円、前後入れ替わり…

コンサートでは、これを広いステージで、しかも暗転や照明の中で行います。

ここで注目してほしいのは、

・移動スピード
・立ち位置の正確さ
・他メンバーとの距離感

です。

ほんの半歩ズレるだけで、
全体のシルエットは一気に崩れます。

それなのにK-POPアーティストは、

・走らず
・ぶつからず
・迷わず

音楽に合わせて当然のように移動します。

これは、

・空間把握能力
・反復練習
・チームとしての意識

すべてが揃っていないと不可能です。


③ 振付の「強弱」と「抜き」が完璧

初心者の方にも分かりやすく言うと、

ずっと全力で踊っているわけではない

ということです。

K-POPの振付は、

・強く見せるところ
・あえて力を抜くところ
・小さく見せるところ

がとても計算されています。

これをコンサートでも崩さない。

テンションが上がると、
人はつい動きを大きく、強くしがちです。

でも、

「ここは抑える」
「ここは一瞬止める」

という判断を、全員が同じタイミングでしています。

これは、

振付を“覚えている”のではなく、“理解している”状態です。


④ 表情管理はダンスの一部

K-POPコンサートを見ていると、

・カメラに抜かれた瞬間の表情
・ファンを煽る目線
・曲ごとの世界観に合った顔

これらが一切ブレません。

ダンス講師目線で言うと、

表情も振付の一部です。

顔だけ別のことをしている人は、
全体として浮いて見えます。

K-POPアーティストは、

・首の角度
・視線の高さ
・目線の切り替え

まで含めて完成形。

これは普段のレッスンや練習で、
「顔も含めてチェックされている」証拠です。


⑤ 体力配分がプロすぎる

コンサートは短距離走ではなく、
完全に長距離戦です。

・序盤で飛ばしすぎない
・後半に向けてギアを上げる
・アンコールでも崩れない

これを感覚ではなく、
身体で理解しているのがすごいところ。

ダンス経験がある人ほど、
この体力配分の難しさが分かると思います。


⑥ 「揃える力」は個性を消していない

よく言われるのが、

「揃っている=個性がない」

という誤解。

でもK-POPは違います。

・基本の形は揃っている
・その上で、個々の魅せ方がある

だから、

「同じ振付なのに、この人が目に入る」

という現象が起きます。

これは、

土台が完璧だからこそ、個性が浮き上がる

という状態です。


⑦ 本番で“出力を上げる力”

練習動画や音楽番組と、
コンサートを比べると分かりやすいのですが、

本番の方が明らかにエネルギー量が多い

・動きが大きい
・キレが増している
・感情が乗っている

これは、

「本番にピークを持ってくる能力」

です。

これができないと、
どれだけ練習しても“ライブ映え”しません。


まとめ|K-POPコンサートは最高峰の教材

ダンス講師としてK-POPコンサートを見ると、

・身体の使い方
・魅せ方
・チームワーク
・プロ意識

すべてが詰まっています。

ただのエンタメではなく、
努力と計算の積み重ねの結晶

もし、

・ダンスを習っている人
・これから始めたい人

がいるなら、

「推しを見る」だけでなく、

・立ち位置
・目線
・力の入れ方

にも少し注目してみてください。

K-POPコンサートは、
見るだけで学べる最高のダンス教材です。

そして何より、

全力で楽しむこと。

それが一番大切だと、
私は毎回、会場で再確認しています。


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